日本玩具博物館所蔵品による
  なつかしのおもちゃ四季のちりめん細工
会期:2007年7月21日(土)〜9月2日(日)
 この夏、当館の代表的所蔵品である明治から昭和時代のおもちゃと日本女性が伝承してきたちりめん細工、合計約540点を鹿児島で初公開いたします。財団法人が運営する長島美術館は、教育振興と地域文化への貢献を目的として平成元年10月に開館。丘の上に建つ美術館で、亜熱帯植物が植えられた敷地から雄大な桜島や鹿児島市街地を一望できます。
 当館の資料は、長島美術館の常設展示〔黒田清輝など郷土出身の作家を中心にした絵画、新大陸の先史美術、薩摩焼(白薩摩・黒薩摩)、ピカソやシャガールなどの国外の絵画や彫刻、近代彫刻の巨匠マイヨールの彫刻・素描画などの名品1,000点の展示〕と併せて、ご覧いただけます。
 
 
   
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時半まで)
       年中無休
入館料:常設展6室と共通
     一般1000円/高大生800円/小中生400円/シニア(65歳以上)500円 ※長島美術館ホームページ・ホット情報へ
会 場:長島美術館第7展示室
      鹿児島市武3丁目42番18号
      電話:099(250)5400
アクセス情報→JR鹿児島中央駅から車で5分、市電(中洲通電停)下車徒歩30分、鹿児島交通バス(武中下)下車徒歩15分、南国交通バス(武中下)下車徒歩15分

なつかしのおもちゃ
〜明治から昭和へ、時代の変遷〜

 教育や文化が中央集権的に統一され始めた明治時代、家内工業的に手作りされる地方色豊かな郷土玩具に代わって、工場で大量生産される玩具が日本中に流通し始める時代に、日本の近代が幕を開けます。
 ブリキやゴム、セルロイドなどの新素材、ゼンマイという新動力を使った玩具が登場した明治・大正時代、プラスチック素材が主流となり、機構的にもフリクションから電動が一般化した昭和前期、テレビの影響でマスコミ玩具が日本中を覆い、電子ゲーム類が登場した昭和後期と、この百年余の歳月にも、玩具の世界は数度の大変革を体験しました。玩具は小さなものでありながら、色や形、あるいは材料やテーマにも時代精神がふんだんに表現されているため、これらを通して、私たちは日本近代の歴史を振りかえることができます。
 このコーナーでは、明治・大正・昭和の各時代に登場した玩具を時代ごとに展示し、時代の移り変わりと子どもにとってのおもちゃの役割を探ります。また、メンコやコマ、おまけなど、時をこえて愛されるおもちゃについても紹介します。ハイテク玩具の全盛期と言われる今日、次代に伝えたいおもちゃの姿について考える機会となれば幸いです。展示総数約380点。

<展示コーナー>
 明治時代/ 大正時代/ 昭和初期〜10年代/ 昭和20〜30年代前半/ 昭和30年代後半〜40年代/ 昭和50〜60年代
 おまけのおもちゃ/ メンコの移り変わり/時代を映すお面

     
          大正時代                  展示風景(昭和20年代〜昭和50年代)   
    

  

ちりめん細工の世界
〜四季を彩る伝統のデザイン〜

 「ちりめん細工」は、花、人形、動物をかたどった小さな袋物を縮緬(ちりめん)という絹織物でつくるお細工物で、江戸後期、武家や商家などの裕福な家庭の女性たちによって生まれました。明治時代に入ると、女学校の教材として取り上げられ、学生たちはデザイン感覚や手先の器用さ、また残り布を大切にする心を育んでいきました。江戸・明治・大正・昭和と時をこえて愛されたちりめん細工でしたが、第二次世界大戦による混乱と生活文化の急激な変化によって、その技術や伝承は途絶えてしまいました。
 ちりめん細工が伝える世界の素晴らしさに気付いた日本玩具博物館では、約20年前から講座を開設して技術の伝承に努め、多くの作品が現在によみがえりました。このコーナーでは、花鳥風月や四季の風物をおり込んだ作品を中心に、今によみがえったちりめん細工の世界をご紹介します。展示総数約160点。

<展示コーナー>
 ちりめん細工の人形と玩具/ 節句のちりめん細工/ 迷子札と守り袋/ 子どもの着物/ ちりめん細工の傘飾り/
 春から初夏のちりめん細工/ 夏のちりめん細工/ 秋のちりめん細工/ 冬のちりめん細工
 

   
    傘飾りと子どもの着物      

   
人形と玩具                               節句

   
春                     夏

  



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